フーレセラピーの特徴の一つに、「揉み返しが少なく、痛みを伴わない」というのがあります。

特に、マッサージを受けなれている方は、「施術中の痛み」について。
「痛い＝効いている→だから痛いのを我慢する」と思ってませんか？
ここで少し考えてみましょう。
例えば、柔軟運動。
一昔前までは力任せに行うのが定番だったようです。
が、現在の柔軟運動は、呼吸調整を行いながら痛みを伴わず体に無理なく行う「ストレッチ」が主流となっています。
それは、「体に痛みを感じると逆らおうとする力」が働き、効果が半減してしまう恐れがあるからです。
このことは「体をほぐす」ことにおいても同様のことが言えます。
痛みやショックを感じた時、体は反射的に防御態勢を取ってしまい、周囲の筋肉は緊張し、筋肉内に疲労物質を停滞させてしまいます。
これは、交通事故に遭った時、ショックと痛みで一瞬にして筋肉内に「硬結（こうけつ・しこりのこと）」ができる「むち打ち症」も同じ原理です。
このようなことから考えると、手や指の「点」で体に刺激を与え痛みを伴うよりも、「面」で痛みもなく無理なく刺激を与えるフーレセラピーが、いかに生理学的に人体に適合し、様々なリバウンドの少ない施術方法であるか、お解りいただけると思います。

しかし、「痛みの感じ方」は千差万別。
初めての方は、「太ももの前側・横側」や「足のつけ根」「デコルテ付近」など、あまり人に触られたことのないところは痛かったり、くすぐったかったりする方もいます。
施術はお声がけしながらではありますが、遠慮せずに色々言ってください。
せっかくわざわざご来店して頂いたんですから、「最高に気持ちよく」なって頂きたいです。
なんなら、「気持ちよくって思わず寝ちゃった」なんていうのは、最高の褒め言葉です♪